(知事)
今日は私から3点報告をさせていただきます。
1点目はチェジュ航空による静岡ーソウル線の増便についてでございます。
静岡ーソウル線を運航するチェジュ航空が、このたび6月1日日曜日より、午前便、週7往復を増便しこれまでの午後便週7往復と合わせて合計週14往復の運航を決定をいたしました。
これにより同社は、富士山静岡空港にて国際線を往復(正しくは、「運航」)する航空会社として初めてダブルデイリー、これは毎日2往復ということですけれども、その運航を実現することとなります。ソウル線は昨年10月から今年3月まで午前便を最大週5往復増便をしておりました。この午前便の搭乗率が82.2%と好調であったことから、航空会社に対して、粘り強く交渉を続けた結果、今回の増便に結びついたものでございます。
今後も引き続き、富士山静岡空港株式会社や富士山静岡空港利用促進協議会等と連携するとともに、県議会の皆様のご協力をいただくなど、オール静岡で国際線をはじめとする路線の充実に取り組んでまいります。
1点目は以上でございます。
2点目は富士山登山条例の施行についてでございます。去る5月9日に富士登山規制に関する条例が施行されました。この条例は世界文化遺産である富士山の保全と安全な登山の実現を目指すものであります。皆さんのご理解とご協力お願いを申し上げます。
また、条例の施行と同時に富士登山事前登録システム、静岡県FUJI NAVIの運用を開始をいたしました。富士登山を予定されている方に、静岡県FUJI NAVIをご利用いただき、登山者情報の登録や登山のルール・マナー等の事前学習を実施していただき、余裕を持った登山計画の検討や、事前の体力作り、装備の確認など、万全な準備をお願いをいたします。
また、富士登山以外にも富士山の眺望が楽しめる、周辺地域などの本県の観光を楽しんでいただくとともに、ぜひご検討いただければと思います。
今後も本県を訪れる全ての方々に、様々な楽しみ方を提供できるよう、富士山麓地域や、富士山の眺望を生かした本県観光の魅力を積極的に発信をしてまいります。
2点目は以上でございます。
3点目は、大阪・関西万博2025と連動した静岡・藤枝デーの開催についてでございます。
先月開幕いたしました大阪・関西万博2025を契機に、関西地域での本県の認知度向上、誘客促進を図るため、プロ野球のオリックス・バファローズと連携した静岡・藤枝デーを6月5日木曜日に、京セラドーム大阪において開催をいたします。
当日は私も藤枝市北村市長と一緒に、このイベントに出席をし、藤枝市出身の紅林弘太郎選手を静岡PR大使に委嘱をするとともに、県および藤枝市の特産品を贈呈をいたします。
また当日開催されるオリックス-広島戦の前には、始球式で登板をいたします。このほか、会場内では、観光PR・特産物の販売やPR動画の放映などを通じ、観戦される方へ本県の魅力を発信してまいります。
6月6日から8日の大阪・関西万博2025の本県ブース出展とあわせて、国内外から本県への誘客を図ってまいります。
私から以上でございます。
(幹事社)
ありがとうございました。幹事社読売新聞です。よろしくお願いします。
ただいまの知事の発表項目のうち、静岡県の富士山条例に関しましては後ほど幹事社質問にてお尋ねしますので、これ以外について質問のある社の方はお願いいたします。
日経さんお願いします。
(記者)
日経新聞と申します。よろしくお願いいたします。
チェジュ航空の韓国ソウル便の増便に関して関連してお伺いしたいんですけれども、かねてよりソウル東アジア方面以外にも東南アジア方面等への新規就航などを静岡空港、あるいは静岡県として目指されていたかと思うんですけれども、現状、昨年、昨年だったかな、タイのエアアジアなどの誘致活動をしてたかと思うんですが改めて現状をどういうふうになっているのかというのを伺いたい。
(知事)
今の状況について担当の方からご説明させていただきます。
(西垣課長)
空港振興課の西垣でございます。
ただいまの質問に対してお答えいたします。
国際線の新規就航につきましては、先ほど記者の方からご質問ありました通り東アジアに加えて東南アジア方面、鋭意営業をかけて新規就航の促進ということで富士山静岡空港株式会社とともに図っているところでありますが、現時点で決まっているものはございません。
はい、以上です。
(知事)
よろしいですか。
(記者)
あともう一点、大阪・関西万博に関してなんですけれども、始球式などをやられるということですけれども、始球式は、これはどなたが投げられる。
(知事)
私でございます。
(記者)
あ、知事ですか。
(知事)
はい。
(記者)
あと今回オリックスとカープの交流戦ということですけども、オリックスとカープの交流戦になったのは何か理由があるんですかね。
(知事)
いや、これはあれでしょ、オリックス側からご提案があったってことですね。
特にこのカードを特定したということじゃなくて、これをこの出展に合わせて、この時期にということで、はい。
たまたまカープとの試合になったということですね。
(記者)
なるほど。ありがとうございます。
(記者)
中日です。万博に関連してお伺いします。知事はですね、現地に滞在する期間中で吉村大阪府知事などと面会するご予定などはあるんでしょうか。
(知事)
この期間は特に予定組んでないですね。
(記者)
わかりました。はい。
(幹事社)
その他いかがでしょうか。お願いします。
(記者)
静岡新聞です。万博の関連で伺いたいんですけれども、関西方面への県の認知度向上を図るってのが一つの目的だと思うんですけども、現状、静岡県への誘客の現状としては、やはりまだ関西圏からの誘客ってのは弱いっていうご認識なんでしょうか。
(知事)
そうですね。おそらく関東圏等に比べればですね、やっぱりまだ関西の方からの誘客は弱いんじゃないかなというふうに思います。
(記者)
今回は万博に合わせてということなんですけれども、これからそういう関西に向けてのPRっていうのは、何か他の機会でもやっていくとかそういうお考えというのは。
(知事)
そうですね。こういう機会があればですね、ぜひ本県の魅力を大いにPRしていきたいと考えております。
(記者)
ありがとうございます。 |